日経平均続伸も…投資家の「様子見姿勢」強まる 売買最低【知っておきたい!】【グッド!モーニング】(2024年4月24日)

一言でまとめると

投資家の様子見姿勢が強まり、取引が最低水準に下落したことが影響して日経平均続伸も伸び悩みました。

要約

日経平均株価は続伸しましたが、前日比で高い取引金額は今年最低で、反動体銘柄の調整や金利上昇による影響で投資家の様子見姿勢が強まっていると専門家は指摘しています。

サマリー

– 日経平均株価は続伸も伸び悩み、取引金額は今年最低となる
– 反動体銘柄の調整や金利上昇が影響し、投資家の様子見姿勢が強まる
– ゴールデンウィークも様子姿勢に影響を与える可能性がある

この動画の感想

日経平均続伸も伸び悩む状況に対して、市場の動向や外部要因の影響が大きいことが分かりました。特に金利上昇や反動体銘柄の調整が投資家の様子見姿勢を強めており、今後の動向に注目が集まります。ゴールデンウィークの影響も考慮すべきであり、市場の変動には臨機応変に対応する必要があります。経済情勢の変化に敏感に対応することが重要だと感じました。

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 23日の日経平均株価は、3万7797円で寄り付くと、直後には380円近くまで上昇しました。

 しかし、その後は勢いを失い、一時マイナスに転じるなど伸び悩み、終値は前の日に比べて113円高い3万7552円となりました。

 市場全体で取引が成立した金額を表す「売買代金」は今年最低を記録しました。

 中東情勢の不透明感に加え、相場を牽引(けんいん)してきた日米の半導体関連銘柄が調整局面に入ったことが、投資家の「様子見姿勢」を強めていると専門家は指摘します。

マネックス証券 チーフ・ストラテジスト
広木隆氏
「第1には、アメリカの金利が上昇基調にある。半導体株のような成長性の高い企業というのは、金利上昇で売られやすいという側面がある。2番目の要因としては、オランダの半導体製造装置の大手・ASMLホールディングの決算発表が失望で、台湾のTSMCは決算自体は好調だったが、その後に低調な(今後の)見通しを出してきたこともあって、半導体に対する過度な期待が剥落(はくらく)したと」

 今週末から始まるゴールデンウィークも、「様子見姿勢」に影響を与えそうです。

広木氏
「海外で大きく半導体株が売られても、日本のマーケットが休みだと、すかさず追随して売買することができないので。ゴールデンウィークが近いということも、さらに手控え要因になる」

 一方、24日午前に取り引きを終えたアメリカ・ニューヨーク市場では、ダウ平均が263ドル上昇。日経平均先物は、410円高い3万7960円まで上昇しています。

 この後の取り引きでも上昇して始まる可能性があります。

(「グッド!モーニング」2024年4月24日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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