一言でまとめると
現在の業績が不安定な高配当株には手を出さない方が良い。
要約
坂本氏は、今買うべきではない高配当株について警告を発している。特に日産自動車は、業績が悪化傾向でありながら配当金を増やしていることから、将来的な配当金の減少リスクが懸念される。投資家は高配当利回りだけを参考にするのではなく、過去の業績や配当金推移を重視するべきであると強調している。
サマリー
– 高配当株を選ぶ際、配当利回りだけでなく業績の安定性も重要
– 日産自動車は高配当利回り（6.41%）が注目されるが、実際の業績は悪化
– 本業の営業利益は1/100に落ち込み、通期準利益予想も下方修正
– 円高の影響が今後の業績に悪影響を及ぼす可能性がある
– 株主還元や配当政策も確認し、安定した企業を選ぶことが未来の安心につながる
この動画の感想
この動画では、現在の市場で高配当株を選ぶ際の重要性が強調されており、とても勉強になりました。特に、日産自動車の例を挙げて、業績が実際に悪化しているにもかかわらず配当金が増加しているという点が、今後の投資判断において非常に警鐘を鳴らすものだと思います。
日産の配当利回りが6.41%と高いにも関わらず、業績は急激に悪化しており、営業利益が前年の1/100以下になるという事例は、投資家にとって非常に示唆に富むポイントです。このような状況では、投資家は短期的な利回りに惑わされがちですが、長期的には業績の安定性がより重要であると再認識させられます。
また、配当成功や配当加減の重要性を理解する上でも意義があります。これらの指標を元に企業を選定することで、将来的な配当金の減少リスクを避ける知識を身につけられるのは大きな利点です。具体的には、「配当成功は資本から配当金を計算するため、業績が悪かったとしても配当金がほとんど減らない」という説明が印象的でした。
さらに、動画内で触れられていた為替の影響も見逃せません。特に円高の影響で業績が悪化するリスクは、特に自動車産業など輸出関連の企業にとって大きな打撃となり得ることを示唆しています。「ドルが1円円高になると、営業利益が120億円減少する」というデータは、為替リスクの重要性を見せており、今後の投資判断においても考慮する必要があります。
全体を通して、この動画は高配当株投資におけるリスクと選定基準を再確認させてくれる内容でした。「過去の業績や配当金の推移が年々上昇傾向の会社から選んだ方がトータルではいい」という視点を持つことで、安定性のある企業を選ぶことができるというメッセージは、とても価値のある内容だと感じました。引き続き、投資における判断基準を見直し、情報収集を怠らずに行いたいと思います。
これからも、坂本氏のような専門家の意見を参考にしながら、冷静な判断の元で投資を行っていくことが重要だと考えています。今後の市場の動向や企業の業績に注意を払いながら、慎重に検討していきたいです。また、動画が有益であったことに対しては高評価ボタンも忘れずにクリックしたいと思います。
この概要欄はこちら
目次 0:00 買っていい高配当株、買ってはいけない高配当株とは？ 2:41 今買ってはいけない銘柄と、懸念材料 8:10 高配当株を選ぶ ...
コメント