一言でまとめると
SNSで2億円をだまされた女性の悲劇を通じて、投資詐欺の手口や被害を知らせる。
要約
動画では、SNSで著名人を使った投資詐欺が急増しており、被害総額は300億円近くになるという。女性が2億円詐取された経験を悲痛に訴え、SNS広告に惑わされた過程やアナリストとの交流、被害の実態が明らかにされている。
サマリー
– SNS広告で著名人を使った投資詐欺が急増
– 2億円以上詐取された女性の悲劇を証言
– アナリストとの交流や投資の経緯を明かす
– 被害状況や家族への打ち明けられない苦悩を伝える
– 詐欺警報が出た実態を報告し、社会全体での取り組みが求められる
この動画の感想
本動画は、投資詐欺の一端を知る貴重な機会となりました。特に、女性が苦しい状況を打ち明ける姿は心に沁みました。「SNS広告で著名人の語られた投資詐欺」という手口は本当に巧妙で、被害者は最初は気付かないことが多いようです。改めて情報の重要性や周囲への相談の大切さを感じました。詐欺の実態が社会全体で取り組む課題となっていることも痛感しました。自身の警戒心を高めるとともに、被害者支援や詐欺撲滅のための取り組みに賛同できるよう心がけたいと思います。
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SNSで著名人を装い投資を勧め、お金をだまし取る手口が急増し、去年1年間で300億円近い被害が出ています。番組では、2億円以上だまし取られた女性に話を聞きました。 ■堀江氏も激怒 前澤氏「日本なめんな」 投資詐欺に遭った50代女性 「頭が真っ白。あれだけニュースになってる。自分が(詐欺に)かかるなんて、夢にも思わなかったです」 悔しさをにじませるのは、SNS広告を見たことがきっかけで、投資詐欺にだまされてしまった女性。被害額は2億円を超えています。 SNS広告で著名人をかたった詐欺が相次いでいます。顔写真を使われた著名人は広告の掲載元であるアメリカのMeta社に怒りをあらわにしています。 堀江貴文氏 「もう削除しろ、削除しろってもう1年以上言ってるんですよ、ずっと。(Meta社は)なめた対応しかしない。ずっとなめられてます」 こういった抗議を受けて、Meta社は声明を出しました。 Meta社の声明文 「Metaは規定に沿って広告を審査していますが、世界中の膨大な数の広告を審査することには課題も伴います。社会全体でのアプローチが重要だと考えます」 まるで他人事のような内容に、実業家の前澤友作氏は強い言葉で批判しました。 前澤氏のXから 「日本なめんなよマジで」 先ほどの女性もSNSの広告をクリックしたことをきっかけに、資産運用のアナリストを名乗る人物とつながり、LINEを使ってメッセージを送り合うようになったといいます。 女性には切羽詰まった理由がありました。保有していた株が大きく値下がりし、数千万円分の損失が出たといいます。 投資詐欺に遭った50代女性 「(投資に関する資金を)貸してくれるなら、詐欺ではないと(思った)。『お母さまに楽な暮らしをさせることを考えましょうね』と言われたりして。優しい言葉を巧みに言われた」 ■岸田総理とのツーショット写真も送付 今思えば、不可解な点は多くありました。 投資する際、自分の口座ではなく、アナリストを名乗る人物から紹介された他人の名義で口座が勝手に作られてしまったことです。 実際にそのアナリストと会ったことはなく、やり取りはメッセージのみだったといいます。 アナリストを名乗る人物から実際に送られてきたメッセージ 「よく出来ました!資金を増やすと今夜の収益も必ず増えます」 「市場相場分析によると、明日は今週最後の取引日です」 「変動はさらに激しくなるでしょう」 アナリストを名乗る人物からは、ある写真が送られてきたこともあります。 弁護士 「(Q.何の写真?)岸田首相」 岸田文雄総理大臣とその人物とのツーショット写真です。先方からは「納税証明書」も送られてきたといいますが、これにも不可解な点がありました。 弁護士法人パートナーズ法律事務所 原和良弁護士 「これも非常に不可解な証明書ですので、おそらくは偽造ではないかと」 記載されている字や言葉にも誤りが多く見つかっています。 ■「詐欺被害のリアルな実態」2億円返金は… 投資を続けることおよそ半年、ついに女性の資金は尽きてしまいました。 投資詐欺に遭った50代女性 「(Q.いくら振り込んだ?)計算するのも恐ろしいですけど、2億2000万円ほどいっていると思います。どうしていいか、本当に分からない」 弁護士に相談したところ、厳しい現実を突き付けられました。 原弁護士 「完全な詐欺。刑法上の詐欺ですね」 女性は家族にいまだこの事実を打ち明けることができていません。 投資詐欺に遭った50代女性 「(Q.家族には?)言えません。全く言えません。母にも先生たちの導きでお金が増えたら、お金をあげるねなんて言っていた」 果たして、女性の2億円は返ってくるのでしょうか。 原弁護士 「うまくいけば一部が残っていて、戻ってくる可能性はありますけど。本人には『返ってくると期待しないでください』と。それが詐欺被害のリアルな実態だと思います」 (「グッド!モーニング」2024年4月22日放送分より) [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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